通行人に尋ね尋ね、路地をくねくね進み、マンションが立ち並ぶ一角にようやくアルトロシエスタを発見!店の入り口左側では、店員が洋菓子をつくる実演をしていたり時節柄、白いクリスマスツリーが店頭に飾られているなど、なんだか雰囲気が出ているなと思い、店のなかへ。
店のなかは少し薄暗い感じで木のぬくもりがするような空間でした ロールケーキはどこかな?と店内を見渡すと、いろいろな洋菓子が並んでいました。店の両側の什器にはフィナンシェやクッキーなどがずらりと並び、レジの前のショーケースにロールケーキを発見!

アルトロシエスタの一番人気ロールケーキは「蜂蜜ロールケーキ」だそうです。ただ、ロングサイズはひとりではちょっと食べきれないと思ったので、今回は小さいサイズの「黒豆抹茶ロール(250円)」を購入してみることにしました。
「ご自宅までのお時間はどれくらいですか?」と聞かれたので1時間くらいですと答えると、保冷剤を2個、チラシ、そしてアルトロシエスタ「黒豆抹茶ロール」を袋に入れてくれました。
ロールケーキは茶色とベージュを基調にしたパッケージに入っています。そのシンプルさがまたオシャレな感じがします。
早速開けてみました。すると、深いうぐいすの生地の中には純白のクリームと、黒豆が入っているアルトロシエスタの「黒豆抹茶ロール」が顔をのぞかせました 早速賞味!
生地は分厚くもちもちとしていて繊細感じでした。そしてとても香ばしい!と感じました それは生地には抹茶が練り込まれているからだとわかりました
生クリームはあっさりとしていてうっすらとだけ甘さが漂う感じ。最初は「あれ、こんなものか?」と思ったほど派手さはないロールケーキだと思いましたが、食べているうちに、この程度に甘さを抑えているのがこの商品にはベストかもと思いました
ロールケーキをなんだか緑豊かな畑のなかにいるような感覚になったといいますか そうです。中に入っている黒豆の香ばしさと上質の甘みがはっきり味わえるのです。それは生クリームの甘さが極度に抑えられているからこそ味わえる香ばしさなのでしょう
ちなみに、アルトロシエスタの「黒豆抹茶ロール」は素材にとことんこだわっています。たとえば、使われている黒豆は、和歌山の鞆淵の黒豆。鞆淵は山に囲まれた古来からの黒豆の産地で、昔ながらの手作業で薄皮を剥くスタイルで、黒豆本来の風味とコクが保っているのだとか。その素材をロールケーキにうまく生かしているなあと感じました。
アルトロシエスタの「黒豆抹茶ロール」、味の調和もうまくなさていると感じました。黒豆の風味と甘さと合わさって、抹茶の深い香りもしっかりとただよってくるのです。黒豆・抹茶・クリームどれもが主張しすぎることなくそれぞれの味を引き立てながら調和を保っているという感じでしょうか そして全体として、何とも穏やかなハーモニーを奏でているのです。アルトロシエスタの「黒豆抹茶ロール」はなんだか一句詠みたくなるような、そんな風流な気持ちになれるロールケーキでした。ほうじ茶や緑茶、抹茶などと合いそうなロールケーキだとも感じました。
<DATA>アルトロシエスタ
和歌山市田中町2-18-1 日嘉ビル1F シエスタ隣
URL http://www.w-siesta.com/about/altro.html
■定休日 / 無休 ■営業時間 / 10:00 〜 19:00
▲ロングサイズのみですが、楽天市場でも「黒豆抹茶ロールケーキ」を取り寄せることができます!
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ロールケーキは素材や食感のコラボレートで予想もしない美味しさが生まれることも