▲阪急 「上新庄」駅前の老舗洋菓子店「プチフランス(上新庄店)」のロールケーキ(マロン)
梅田(大阪)と河原町(京都)を結ぶ阪急京都線。その沿線にはさまざまなおいしいグルメスポットがあります。洋菓子がおいしいお店といえば、そのひとつに阪急上新庄駅前にある老舗洋菓子店「プチフランス上新庄店」が知られています。
▼西洋の趣を感じさせる洋菓子店「プチフランス(上新庄店)」の外観
阪急京都線の上新庄駅で下車し南口を出ると、駅前の通りを隔てた道沿いに、西洋を感じさせるおしゃれな外観の、洋菓子店「プチフランス(上新庄店)」は立っています
「プチフランス上新庄店」は1958年に開店した老舗洋菓子店。開店当初は洋菓子の卸しを主に行っていたそうですが、オリジナルのお菓子が評判を呼び、今や大阪市内と茨木市に計4店舗を構える人気洋菓子店になりました。
洋菓子店「プチフランス(上新庄店)」の木の扉を開けると、開店10時を過ぎてまだ数分しか経っていないのに、店内には既にお客でいっぱい。女性客だけではなく、男性客も多く入店していました。
▲ロールケーキはじめおいしそうな洋菓子がずらりと並ぶ
「プチフランス(上新庄店)」のショーケースには、ロールケーキをはじめ、ケーキ、タルト、プリン、シュークリームなどがきれいに陳列されていました。次から次へと購入されては減り、その都度、商品が追加されていきます。そのなかで、ロールケーキ(マロン)(294円)を購入しました。
▲プチフランスの紙箱。シンプルでおしゃれ
家に帰って、「プチフランス(上新庄店)」でテイクアウトした「ロールケーキ(マロン)」を紙箱から取り出します。ほんのり良い香りがただよってきました。早速、「プチフランス上新庄店」のロールケーキ(マロン)を賞味してみました。
▲プチフランスのマロンロールケーキ。芸術性を感じる洗練された味わい
洋菓子店プチフランスの「ロールケーキ(マロン)」の生地はふわふわしっとりとした感じ。スポンジの上には二色の栗が乗っています。栗は大ぶりで、なんとも深みのある甘さを帯びていました。栗の周囲に丁寧に配されているのは、マロンペーストと生クリーム。そして、生地の中には純白の生クリームがたっぷり巻まれていました。この生クリームが、これまた上質の甘さを奏でていました。
「プチフランス上新庄店」のロールケーキにつかわれているクリームには、自然豊かな農山村として知られる京都府美山町産のミルク「美山牛乳」がつかわれているそうです。空気や水が澄んだ美山町でのびのび育った乳牛の絞りたて牛乳はコクがありまろやか。それらをその場で高速低温殺菌しプチ・プランスの工房に直送しているのです。一般的な牛乳は120度2秒の高温殺菌であるのに対し、プチフランスでつかう「美山牛乳」は85度で15分の殺菌。手間がかかるぶん、そのミルクからつくられたクリームは乳酸菌が損なわれず、美山牛乳本来の上質の甘みとコクが備わるのだといいます。
▲プチフランスのロールケーキで使われるクリームは、絞り立て牛乳の味を大切にした絶品クリーム
洋菓子店「プチフランス」のモットーは、「大自然のもと大切に育まれた最高の素材に、心豊な人の技が揃って創り出される、美味しいお菓子をつくること」。素材と対話し、愛情を注ぎながら最高のお菓子をお客に提供しようと常に全力を尽くしているからこそ、洋菓子店「プチフランス」には、このような完成度の高いロールケーキがつくれるのでしょう。
豊かな大自然の素材、細部へのこだわり、そして美味しいものをお客に提供しようとする情熱。「プチフランス上新庄店」のマロンロールケーキからはそれらが伝わってきました。次は一体どのような新作洋菓子で私たちを楽しませてくれるのか楽しみです。
▲五感を通して楽しませてくれる老舗洋菓子店プチフランスのマロンロールケーキ
「プチプランス上新庄店」 DATA
(住所)大阪府大阪市東淀川区瑞光1-11-4
(営業時間):10:00〜21:00
(電話)0120-81-6781
(アクセス)阪急京都線上新庄駅南口出てすぐ
(HP)プチフランス
(休み)第3水曜日定休(8.12月は除く)
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(地図)プチプランス上新庄店の場所
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