大分県日田市の名物ロールケーキ「豆田ロールケーキ」
▲大分県日田市の名物ロールケーキ「豆田ロールケーキ」

先日 九州を走るJR日田彦山線の普通列車に揺られ、大分県の北西部に位置する日田に足を運んできました。
終点のJR日田駅に到着した、JR日田彦山線の普通列車
▲終点のJR日田駅に到着した、JR日田彦山線の普通列車

 日田(大分県日田市)は、小川光氏が慶長6年(1601年)に築いた丸山城を中心に発展した城下町です。江戸時代には掛屋はじめ豪商たちが活躍し、九州における商業や金融の要所になっていたと伝えられます。

 平成の世に入り、日田の街並みは随分変わったそうですが、日田市内の北部に広がる豆田町(大分県日田市豆田町)の界隈では、現在でも江戸時代に立てられた商家や土蔵など歴史的建造物が連なっています。その豆田の街並みは、重要伝統的建造物群保存地区にも選定されており、町並み保存が行われています。
歴史的建造物が連なる日田の豆田町(大分県日田市豆田町)
▲歴史的建造物が連なる日田の豆田町(大分県日田市豆田町)

 江戸時代の面影を残したそんな豆田町(大分県日田市豆田町)の一角に、ロールケーキがおいしいと評判の洋菓子店があると耳にしました。
「粋ロール 豆田本店」の最寄り駅であるJR日田駅
▲「粋ロール 豆田本店」の最寄り駅であるJR日田駅

 その洋菓子店の名は「粋ロール 豆田本店」。JR日田駅から地図を頼りに豆田町の歴史的建造物が並ぶ通りを歩いていくと、その沿道に、白壁土蔵造りの重厚な建物が立っており、「豆田ロールケーキ」と書かれたのれんが風に揺れてました。
IMG_2650.JPG
▲古い街並みが続く日田 豆田町の一角に立つ「粋ロール 豆田本店」

 さまざまな土産物が並ぶ店内の一角に「粋ロール 豆田本店」の名物ロールケーキ「豆田ロールケーキ」を発見。「豆田ロールケーキ」にはチーズ、プレーンほかさまざまな味があり、それぞれ生地やクリームの趣向も異なっているのだといいます。
大分県日田で大人気のロールケーキ「豆田ロールケーキ」。プレーン味、チーズ味、抹茶味の三種類がある
▲大分県日田で大人気のロールケーキ「豆田ロールケーキ」

 観光客たちが「豆田ロールケーキ」を次々と買って帰る姿が見られました。1本のサイズのものもあれば、切り分けたカットサイズ(一個250円)もあります。切り分けたサイズの「豆田ロールケーキ」(プレーン)を購入してみました。
ふわふわした厚い生地とコクのある生クリームのハーモニーを楽しめる「豆田ロールケーキ」
▲ふわふわした厚い生地とコクのある生クリームのハーモニーを楽しめる「豆田ロールケーキ」

 洋菓子店「粋ロール 豆田本店」を後にし、早速「豆田ロールケーキ」(プレーン)を賞味してみることにしました。パッケージをあけるとほんのり良い香りが漂ってきました。「豆田ロールケーキ」(プレーン)の生地は、ふわふわとした感じでボリューム感がありました。

 豆田ロールをほうばってみると、ふんわりと、小麦粉と卵の豊かな風味が口に広がりました。繊細な生地の表面には上質の甘さを帯びたパウダーがうっすらとふりかかっていました。豆田ロールケーキの生地のなかには生クリームが丁寧に巻き込まれていました。甘さ控えめでしっとり感のある生クリームで、高原牛乳のようなクリーミーさとコクも味わえました。ふわふわと繊細な生地とクリームの相性も抜群で、それらが織り成すハーモニーもよいと感じました。
大分県日田で話題の「豆田ロールケーキ」。生地はふんわり、クリームはしっとり甘さ控えめ
▲大分県日田で話題の「粋ロール 豆田本店」の「豆田ロールケーキ」。生地はふんわり、クリームは甘さ控えめ

繊細でボリューム感ある生地とコクのあるクリーム・・。「豆田ロールケーキ」(プレーン)は素材本来の味わいを大切にした完成度の高いロールケーキだと感じました。また、その人を包み込むようなやさしい味わいは、江戸時代から続く歴史のある日田の街並みにも合っていると感じました。

「粋ロール 豆田本店」 DATA

(住所)大分県日田市豆田町3-13
(営業時間) 10:00〜17:30
(電話)0973-22-3395
(休み)不定休
(アクセス)
電車:JR各線日田駅より徒歩約15分
車:大分自動車道日田ICより約5分
(宿泊)日田の観光に便利な大分県日田市内のホテル・旅館一覧(楽天トラベル)
(メニュー)
豆田ロールケーキ(プレーン)
豆田ロールケーキ(チーズ)
豆田ロールケーキ(抹茶)
プレーンロール ほか
(地図) 「粋ロール 豆田本店」の場所

大きな地図で見る
九州にはさまざまな見所があります。
(PR)楽天1位の最先端の光目覚まし時計とは

スポンサーリンク
ロールケーキは素材や食感のコラボレートで予想もしない美味しさが生まれることも