炭水化物とは私たちの体内では、どのような働きをするのでしょうか。
炭水化物とは大きく分けると、糖質、食物繊維に分類されます。
糖質はわたしたちの体内で消化・吸収され、ロールケーキやバームクーヘンにたくさん含まれるでんぷんがそれにあたります。
糖質は1gあたり4キロカロリー(kcal)のエネルギーをつくりだすと考えられています。まず糖質を摂取すると、体内で糖質はブドウ糖に分解されます。ブドウ糖は血液にのって体内の細胞に送り込まれ、エネルギーとして変換されるのです。
糖質に対して食物繊維は消化されないものを指します。微量ながらエネルギーも生み出します。食物繊維は、糖尿病や心筋梗塞など生活習慣病の予防にも効き目があることで注目されています。
炭水化物は私たちが生活をするうえで必要不可欠な栄養素です。しかし摂取しすぎると肥満の原因となってしまうので注意が必要のようです。なぜなら、ブドウ糖は運動などによってエネルギーに変換され余ったものはグリコーゲンとして蓄積されるものの、それでも余ったものは体脂肪として蓄積されてしまうからです。体脂肪は、お腹廻りや二の腕などにつきやすく、太る原因となってしまうのです。
ロールケーキやバウムクーヘンには生活に不可欠な炭水化物がたくさん含まれています。エネルギーをつくりだすのでしっかりと食べたいところですが、時にはカロリーも気にしながら摂りすぎにも気をつけるというのがベストの食べ方のようですね。
