
ロールケーキは、卵や小麦粉などを混ぜて焼きあげたスポンジのなかにクリームが巻かれた洋菓子です。今やロールケーキは、全国でブームを巻き起こすほどの人気スウィーツになりました。抹茶ロールケーキ、チョコロールケーキ、フルーツロールケーキなどバラエティーにも富み、スポンジの素材にも、ココアパウダーや米粉を使ったロールケーキも登場しています。また、福岡県の北九州市小倉北区・小倉南区では、ロールケーキでまちおこしをするという試みも進められています。
ロールケーキのルーツは、定かではありませんが、フランスのケーキ「ブッシュ・ド・ノエル」や南蛮菓子「タルタ」が、ロールケーキの原点になったという説が有力です。日本ではじめてロールケーキが食べられるようになったのは昭和30年代のこと。当時、「スイスロール」という名で、パンを製造する企業がロールケーキを発売したのが初めてだとされています。ロールケーキはたちまち人気が沸騰し、売り切れ続出。お茶の間にあっという間に広がりました
現代に入りロールケーキの人気はますます高まっていて、子供からお年寄りから、こよなく愛されるスウィーツになりました。ちなみに「ロールケーキの日」という記念日もあるんですよ。その記念日は6月6日で、その「ロールケーキの日」には全国でさまざまなロールケーキのフェアが開催されています。ちなみに、なぜ6月6日が「ロールケーキの日」かというと、ロールケーキの断面が数字の「6」のように渦を巻いていることからだとか。
